利便性の高いUMACAですが、利用者の間でしばしばトラブルや戸惑いの声が上がる「構造上の制約」が存在します。事前に把握しておくべき主なデメリットを検証します。
一度チャージした現金は出金できない「資金ロック」
UMACAを利用する上で最も注意しなければならないのが、「チャージした現金そのものは、馬券購入に使わない限り精算・出金できない」という厳格なルールです。出金できるのは「的中による払戻金」および「競走除外等に伴う返還金」に限られます。
例えば、財布にある1万円札をすべてチャージして1,000円分だけ馬券を買った場合、残りの9,000円は現金として引き出すことができず、次回の投票用残高としてカード内に留まります。余剰資金を一括チャージするのではなく、その日使う予算だけを細かくチャージするのが鉄則です。
最終利用日から「5年間」で残高・ポイントが消滅する有効期限
UMACAカードには「最終利用日(入金、投票、精算、残高照会など)から5年間」という有効期限が設定されています。5年間一度も利用がない場合、会員資格が失効し、カード内に残っていたチャージ残高やUMACAポイントはすべて消滅します。年に1回程度しか現地に行かないファンは、有効期限の管理を怠らないよう注意が必要です。
紛失時の再発行手数料と手続きの制約
カードを紛失した場合、登録窓口で本人確認書類の提示と静脈照合を行うことで残高を引き継いだ再発行が可能です。ただし、再発行手数料として300円(税込)の実費が発生します。また、ネット上での即時再発行はできず、競馬場やウインズの現地窓口に出向く必要があります。