もちろん、彼の魅力は恋愛ものだけに留まらない。社会派ドラマ『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』での演技は、役者・菊池風磨の評価を一段上のステージへと押し上げた。市役所の滞納整理課で働く公務員・饗庭蒼一郎を演じ、軽薄そうな表の顔と、市民の事情に寄り添う温かく真剣な裏の顔を巧みに使い分けた。
また、ヒロインを健気にかばい続ける幼馴染役を熱演した『ファイトソング』も見逃せない。一見陽気なムードメーカーでありながら、切ない恋心を抱え続ける難役をリアルな感情の揺れとともに演じきった。STARTO ENTERTAINMENTの第一線で走り続ける彼が魅せる、血の通った人間ドラマ。型にハマらない柔軟な芝居こそが、視聴者の共感を呼ぶ最大の理由なのだろう。