駒大苫小牧退任後、香田氏は青山学院大学大学院でスポーツマネジメントを履修し、日本野球連盟の普及振興事業や高校日本代表(U-18)のコーチなどを務めて知見を広げました。
2012年には、福岡市に拠点を置く西部ガス硬式野球部の初代監督に就任。ゼロからのチーム立ち上げという新たな挑戦を引き受け、創部からわずか数年で都市対抗野球大会初出場へと導くなど、社会人野球の舞台でもその手腕を証明しました。
2017年には拠点を再び北海道へと戻し、北広島市にある星槎道都大学硬式野球部の監督に就任します。就任初年度の秋には明治神宮野球大会で準優勝という快挙を達成。その後も札幌学生野球リーグで幾度となく優勝を飾り、全国大会の常連校へと育て上げました。
星槎道都大学では、高校時代には全国的に無名だった選手たちをプロ野球ドラフト指名レベルまで引き上げるなど、育成型指導者としての評価をさらに高めました。個々の資質を見抜き、主体的な成長を促す指導法はカテゴリーが変わっても変わらぬ輝きを放ち続けています。