少子高齢化が進む山間部において、この貴重な文化を後世に継承していく取り組みは容易ではない。ここで大きな役割を果たしているのが、地元の有志によって構成される「ほだれ様保存会」だ。彼らはご神体の整備や祭りの設営はもちろん、当日の初嫁の公募・選考や安全な運営に至るまで、多岐にわたる活動を無償の愛で支えている。
さらに近年では、「栃尾の奇祭特集プロジェクト」と称する広報・保全活動が積極的に展開されている。若手有志や地元のクリエイターが中心となり、祭りの文化的価値を再評価し、次世代へそのスピリットを伝えるためのイベントプロモーションを行っている。情熱あふれる保存会とプロジェクトチームの連携によって、地域の宝である奇祭が新たな光を浴びているのだ。