阿部慎之助監督の家庭は、元モデルの妻と3人の子供(2女1男)からなる5人家族だ。東京ドームで何万人もの観客が熱狂するグラウンドの中心に立つ指揮官だが、自宅では「頼れる父親」であり「良き相談相手」という一面が際立つ。
遠征やナイターが続くシーズン中、家族全員が揃う時間は決して多くない。だからこそ、顔を合わせるわずかな時間を濃密に過ごすのが阿部家の流儀だ。グラウンドの悔しさを家庭に持ち込まず、家族の前では一人の父親として子供たちの学校生活や日々の出来事に耳を傾ける。このオンとオフの明確な切り替えが、名門球団の重責を担うメンタルを保つ土台となっている。