農家が昔から実践している最も確実で鮮度を落とさない保管法が「土中埋設」です。菊芋はもともと耐寒性が極めて高く、土の中であればマイナス気温になっても凍結せず、春先まで生き生きとした状態を保ちます。
庭の土に埋める場合の手順
- 日陰になりやすく、雨水が溜まらない水はけの良い場所を選ぶ。
- 深さ30〜40cmほどの穴を掘る。
- 底に乾いた砂や土を薄く敷き、泥付きの菊芋が重なり合わないよう並べる。
- 菊芋の上に土を10cmほど被せ、何段か重ねる場合は土と菊芋を交互に重ねていく。
- 最後に地上部まで土を埋め戻し、雨よけ・保温のためにワラや落ち葉、ブルーシートを被せておく。
庭がない場合のプランター・発泡スチロール活用術
マンションのベランダや玄関先でも、深型プランターや発泡スチロール箱、ホームセンターで手に入る「園芸用培養土」や「川砂」を使うことで同様の環境を再現できます。
- 底面に水抜き穴を開けた発泡スチロール箱に、砂や土を5cmほど敷く。
- 土付きの菊芋を並べ、上から隙間を埋めるように土を被せる。
- 直射日光の当たらない北側のベランダや日陰に置き、土がカラカラに乾きすぎないよう月に1〜2回だけ霧吹きで軽く水分を与える。
※注意点として、3月中旬以降に地温が上がってくると菊芋が芽を出し、塊茎の栄養を使ってしまうため、暖かくなる前の2月下旬〜3月上旬までにすべて掘り出して消費または冷凍・加工保存へ移行してください。