結論を急ぐなら、明治大学の専任職員が30代後半から40代前半で年収1000万円の大台に乗るケースは、決して都市伝説ではない。実際の年収・給与構造を紐解くと、基幹職(課長補佐~課長クラス)への昇格タイミングが大きな分岐点となっている。
20代前半の初任給こそ一般的な大手企業と同水準(年収400万〜500万円程度)に設定されているが、年功序列をベースとした昇給カーブは非常に急だ。30代前半で係長クラスに到達すれば年収700万〜800万円が射程に入り、30代後半の課長補佐層、あるいは40代の課長職ともなれば、各種手当や年間6ヶ月〜7ヶ月分におよぶ手厚い賞与(ボーナス)が加算され、1000万〜1200万円クラスへと跳ね上がる。
私立大学専任職員給与実態調査などのデータと比較しても、この給料水準はトップクラスだ。基本給の固定上昇分に加え、住宅手当や扶養手当、さらには残業代の全額支給といった福利厚生の厚みが、年収の底上げを強力に支えている。