臨床心理学や心理プロファイリングの現場で警戒されるのが、自己愛性、サイコパシー、そして他者を手段として利用するマキアヴェリズムの3大邪悪性格特性「ダークトライアド」である。
これらの特性が強い人物の顔つきには、他者を観察・品定めする際のアグレッシブな視線パターンが顕著に現れる。相手の表情をうかがう「探索的な瞳孔の動き」と、瞬きの回数が極端に少なくなる「凝視」の組み合わせだ。
相手を人間としてではなく、利用価値のある「対象」として見ているとき、その視線には温かみが欠落する。親しげな言葉を口にしながらも、瞳の奥は冷ややかに計算を巡らせている――こうした視線のギャップこそが、ダークトライアド特有の迫圧感を生み出す源泉となっている。