若者がかけ子に手を染める最大の入り口となっているのが、X(旧Twitter)やInstagram、求人掲示板に潜むかけ子の闇バイト手口です。「ホワイト案件」「コールセンターのテレアポ業務」「日給5万〜10万円保証」といった虚偽の文句で応募者を募ります。
応募すると、秘匿性の高い通信アプリへ誘導され、身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、学生証)や実家の住所、家族の連絡先、さらには自身の顔写真を持った状態での動画撮影を要求されます。これは組織が逃亡を防ぐための「人質」です。
業務内容が詐欺だと気づいて「辞めたい」と申し出ても、「警察に突き出す」「家族の職場や学校に街宣車を回す」「実家に火をつける」といった苛烈な脅迫を受け、闇バイトから抜け出せない状態へと追い込まれます。提示されるかけ子の報酬相場は「回収額の数%〜10%」や「1件につき数十万円」と謳われますが、実際にはミスを理由に減額されたり、報酬が一切支払われずに使い捨てられたりするケースが大半です。