サロンで理想通りの寒色系を手に入れるためには、曖昧なニュアンス言葉ではなく、美容師に対して的確な情報を伝える必要があります。失敗を防ぐ赤みを消す美容室のオーダー方法には、以下の3つのポイントがあります。
- 現在の不満点と過去の履歴を正確に伝える:「染めて2週間経つとオレンジっぽくギラつくのが嫌」「半年前に黒染めや縮毛矯正の履歴がある」など、髪の履歴を正直に申告する。
- 「トーンの明るさ」よりも「赤みの除去」を優先するか明確にする:明るさを維持したまま赤みを消すのは難易度が高いため、「今回は多少暗くなっても良いので、しっかり赤みを消したい」と優先順位を伝える。
- 補色の種類を指定する:単に「アッシュ」と頼むのではなく、「オレンジっぽさを消したいならブルー系」「赤茶っぽさを消したいならグリーンやオリーブ系」を希望する。
一方で、コストや手軽さから赤みを消す市販カラー剤を使用するセルフカラーには大きな落とし穴が存在します。市販のカラー剤は、どんな髪質でも染まるようにアルカリ剤と過酸化水素が高濃度に設計されているケースが多く、キューティクルを過剰にこじ開けて脱色を進めてしまいます。
その結果、染めた直後はパッケージ通りの寒色に仕上がっても、強い脱色作用によって髪内部のユウメラニンが中途半端に削られ、わずか1〜2週間で激しいオレンジ褪色と深刻なパサつきを引き起こします。赤みを恒久的に消したいのであれば、髪質に合わせて薬剤のアルカリ度と染料濃度を微調整できるプロのサロン施術を選択するのが確実です。