近江神宮の名を世界に知らしめた大きなきっかけが、漫画家・末次由紀氏による大ヒット作品『ちはやふる』だ。少女漫画の枠を超え、熱いスポーツ精神を描いた同作は、映画『ちはやふる』として実写映像化された。主演を務めた広瀬すず氏の圧倒的な演技と、朱塗りの楼門をバックに繰り広げられるドラマチックなシーンは、観客の心に強く刻まれている。
東宝と日本テレビが制作を手掛けたこの作品は、単なる青春映画の枠にとどまらず、伝統文化の魅力を現代的な映像美で描き出した傑作として評価された。実際に映画の撮影が行われた楼門前や、選手たちが集中を高めた勧学館の畳の間を訪れると、作中の名シーンが鮮やかに蘇ってくる。