2026年のラグジュアリーマーケットを語る上で外せないのが、歴史的なゴールド価格の高騰だ。各ジュエリーブランドが相次いで価格改定(値上げ)を実施する中、カルティエの製品もその例外ではない。しかし、定価の上昇と比例するように、中古市場におけるラブリングの買取相場も堅調に推移している。
ブランド価値の維持力が高く、廃盤にならない永久定番モデルだからこそ、リセールバリューが落ちにくい。特にコンディションの良い18Kイエローゴールドやピンクゴールドのモデルは、入荷後すぐに売れていく状態が続いている。「使わなくなったら売却できる」「所有しているだけで価値が目減りしにくい」という現実的な視点が、若い世代の購入ハードルを下げる後押しとなっているのは紛れもない事実だ。