俳優としての輝かしいキャリアの一方で、彼が情熱を注ぐもう一つの顔がソロプロジェクト「Djo(ディジョ)」だ。元々はシカゴのサイケデリック・ロックバンド「Post Animal」のメンバーとしても活動していた彼だが、ソロ活動を本格化させて以降、その音楽的才能が爆発している。
80年代風のサイケデリック・ポップとインディー・ロックを融合させたドリーミーで中毒性の高いサウンドは、TikTokでのバイラルヒットをきっかけに世界中へ急拡大。シングル「End of Beginning」の大ヒットは、俳優のサイドビジネスというレベルを完全に超え、音楽批評家からも年間ベストトラックに挙げられるほどの高評価を獲得した。
サングラスとヴィンテージスーツを身にまとい、変幻自在のサウンドを操る「Djo」としての姿には、ハリウッドスターのオーラとはまた異なる、生々しく叙情的なアーティストの魂が宿っている。