2026年の国内EV充電インフラにおける最大のトピックは、急速充電器の出力アップとネットワークのオープン化です。かつて主流だった44kW〜50kW機から、幹線道路沿いを中心に90kW〜150kW級の超高出力器や、1台で複数台を同時充電できるマルチプラグ仕様の配備が標準化しました。
日本独自の急速充電規格であるCHAdeMO(チャデモ)陣営では、大容量バッテリーを積んだ最新EVでも短時間で必要量を補給できるインフラ整備が加速。さらに、テスラが展開する独自の超急速充電網「テスラ スーパーチャージャー」の一部ステーションが日本国内でも他社製EVへ順次開放され、EVユーザー全体の選択肢が格段に広がりました。
超高出力充電器を活用する際は、車両側の最大受電能力を把握しておく必要があります。車両側が50kWまでにしか対応していない場合、150kW器に接続しても充電速度は向上せず、高出力用の料金設定が適用されると余分な出費につながるため注意が必要です。