「ゴリゴリと顎の骨を削られる振動が頭蓋骨全体に響いた」「先生が馬乗りになってテコの原理で引っ張ってきた」など、なんJの親知らず抜歯体験談には読んでいるだけで冷や汗が出るようなエピソードが溢れています。手術そのものは局所麻酔がしっかりと効いているため、切開や分割時の鋭い痛み自体は感じないケースがほとんどです。しかし、骨に伝わる圧迫感や機械音、焦げたような独特の匂いが患者に強い恐怖感を与えます。
真の戦いが始まるのは、治療を終えて帰宅し麻酔が完全に切れたタイミングです。掲示板の書き込みでも「麻酔が切れた瞬間、顎をハンマーで殴られたような鈍痛に襲われた」「薬局で痛み止めを受け取る前に効き目が切れて悶絶した」という声が目立ちます。術中の痛みよりも、術後の炎症に伴う拍動痛こそが恐怖の正体です。歯科医師の指示に従い、麻酔が残っているうちに最初の鎮痛薬を先回りして飲んでおくことが、パニックを防ぐ鉄則です。