ワンダーシビックを語る上で欠かせないのが、モータースポーツの輝かしい戦歴と独自のストリートカルチャーです。全日本ツーリングカー選手権(JTC)のディビジョン3において、格上の大排気量車を脅かす走りを披露したワンダーシビック グループA ミニカーは、現在もミニカー市場で屈指の人気ジャンルとして君臨しています。
なかでも名門チーム「無限」が手掛けたゼッケン16号車「MOTUL 無限 シビック」や、鮮烈なカラーリングでサーキットを駆け抜けた「出光MOTIONシビック」は、各社から製品化されるたびに即完売を繰り返す定番アイテムです。当時のスポンサーステッカーやホイールのオフセット、サイド出しマフラーに至るまでリアルに再現された姿は、レースファンにとってたまらない魅力を放ちます。
また、阪神高速を舞台にした独自のストリートシーンを彷彿とさせるワンダーシビック ミニカー 環状族仕様も、INNO64などを中心に熱烈なコレクターを生み出しています。バケットシート、小径ステアリング、ストレートマフラー、さらにはゼッケンプレートやウィンドウネットまで再現されたスパルタンな仕上がりは、ミニカーの枠を超えたカルチャーアイコンとしての存在感を確立しています。