大谷選手のポルシェにまつわる話題は、豪快な実車のプレゼントだけにとどまりません。チームの指揮官であるデーブ・ロバーツ監督との間で見せたお茶目な「ミニカー贈呈劇」も、ドジャース内の良好なチームケミストリーを象徴する出来事として語り継がれています。
2026年5月、大谷選手はロバーツ監督が保持していた「ドジャースにおける日本出身選手の通算本塁打数(7本)」の球団記録を更新しました。記録更新前、ロバーツ監督は報道陣に対して冗談交じりに「私の記録を抜いたら、ショウヘイは私にもポルシェを買ってくれるはずだ」とコメントしていました。
迎えた記録更新の当日、大谷選手は試合前の監督室を訪れ、ロバーツ監督のデスクの上に小さな箱を置きました。箱の中に入っていたのは、なんと紫色のポルシェのミニカー(おもちゃ)でした。大谷選手は「本物の車が欲しいなら、もっと大きな記録を打たなきゃいけませんね」と茶目っ気たっぷりに語り、クラブハウスは大爆笑に包まれたと伝えられています。
高額な実車を贈る度量の広さと、指揮官のジョークに対してミニカーで切り返す親しみやすさ。この絶妙なバランス感覚こそが、大谷選手が移籍1年目から名門ドジャースのリーダーとしてチームメイトから絶大な信頼と愛着を集めた大きな要因です。