かつて台所の排水設備といえば、網目の粗い金属カゴに三角コーナーを併用するのが定番だった。しかし、その構造はすぐに目詰まりを起こし、雑菌の温床になりやすかった。この長年の課題を一掃したのが、繊維技術の応用である。
ストッキングタイプ最大の特徴は、ポリエステルやポリウレタン素材を編み込んだ特殊な立体構造にある。極細の糸を高密度で編み上げることで、目に見えないレベルの微粒子を確実にキャッチしながらも、水流を妨げない驚異的な通水性を両立させた。浅型から深型まで、あらゆる形状の排水口ゴミ受けに吸い付くようにフィットする柔軟性は、従来の硬質なプラスチックネットでは決して実現できなかった技術革新だ。