パーフェクトリバティー教団の起源は、大正時代に御木徳一氏が創始した「徳光教」および戦前の「ひとのみち教団」に遡ります。戦時体制下での宗教弾圧による解散を経て、1946年に2代目教祖・御木徳近(みき とくちか)氏によって「パーフェクト リバティー教団」として再出発しました。
教団の根本精神は、広く知られる「人生は芸術である」という教義(PL処世訓第1条)に集約されます。人間の生活すべてを神から与えられた自己表現の場と捉え、スポーツ、芸術、ビジネスなどを通じて個性を十全に発揮することが信仰の実践であると説かれました。この前向きで世俗的な肯定感が、戦後復興期の日本人の心を掴み、急速な信者拡大につながったのです。
御木徳近氏は教団本部を大阪府富田林市へ移転させ、学園や病院、ゴルフ場を建設。その後、1983年に3代目教祖を継承した御木貴日止(みき たかひと)氏の時代へと続きますが、2026年に貴日止氏が逝去した後は「おしえおや(教祖)」の座が空位のまま、集団指導体制に近い形で運営が続けられています。