小銭入れの世界的大ヒットを皮切りに、「人肉アイテムシリーズ」は驚くべきバリエーションへと拡張を続けています。日常に溶け込む文房具から音楽機器まで、あらゆる道具が生体化されるシュールな世界観が構築されています。
代表作の一つである「人肉印鑑」は、人間の指先を模した形状で、爪の生え際や指紋、しわの陰影まで生々しく再現されています。押印する行為そのものがまるで指を押し当てているかのような倒錯的な感覚を生み出し、デスク周りの強烈なアクセントとして話題を呼びました。
このほかにも、眼球がまばたきする「人肉サンプラー(MPC)」、壁に設置された鼻の穴にコードを差し込む「人肉コンセントタップ」、指の形をした「人肉USBメモリ」など、テクノロジーと肉体が融合した作品群が次々と発表されています。これらのアイテムは単なる珍品ではなく、国内外のエキシビションやギャラリーで展示されるコンセプチュアルアートとして高い評価を獲得しています。