かつて大手メディアにおいて、芸能人と宗教の関わりを報じることは最大のタブー視されてきた。テレビ局はスポンサーや視聴者からの反発を恐れ、大手芸能事務所もタレントのイメージ戦略を最優先して信仰に関する言及を徹底して封じ込めてきた経緯がある。
その沈黙を破ってきたのが、硬派な調査報道を続ける『週刊新潮』などの週刊誌ジャーナリズムだった。教団内の権力闘争やタレントの脱会劇、寺院での目撃証言を丹念に取材し、タブーの裏に隠された人間模様を白日の下に晒してきた。
近年では、インターネット報道番組『ABEMA Prime』などが宗教と社会の境界線についてタブーなき議論を展開する場面も増えている。旧来の画一的なメディアコントロールが崩壊し、タレント個人の信教の自由と公人としての透明性がオープンに語られる時代へと確実にシフトしている。