欧米諸国では、自分の血液型を知らない人が大半を占める。輸血が必要な医療現場以外で血液型が話題にのぼることは皆無に等しく、日本の血液型相性診断は極めて特殊な文化的現象として海外のジャーナリストや心理学者の関心を集めてきた。
海外メディアはしばしば、日本人が血液型を好む理由を「調和を重んじる集団主義的な社会構造」と関連付けて考察する。相手の性格を予測し、適切な距離感を保つための知恵として血液型分類が発達したという分析だ。星座占い(西洋占星術)が個人的な運勢に焦点を当てるのに対し、日本の血液型論が「人間関係と相性」に特化している点は、極めて集団指向的な社会性を反映していると言える。