SNSやネット掲示板(5ch)、Yahoo!知恵袋などのコミュニティを定点観測すると、コイン単価の過熱化に対するユーザーのリアルな悲鳴が連日投稿されています。「高設定確定画面が出たのに午後3時で9万円投資、手持ちが尽きてギブアップした」「スマスロの吸い込みスピードが早すぎて、仕事帰りに気軽に1万円勝負することすら不可能になった」といった声は、もはや日常茶飯事です。
都内大手チェーンの営業統括マネージャー(40代)は、取材に対して次のように現場の内情を吐露しています。
「経営側の視点から言うと、コイン単価が高い機種は売上を爆発的に稼いでくれるため、短期間で台の導入費用を回収しやすいというメリットがあります。しかし諸刃の剣で、一般のお客様の財布が持ちません。かつては2万円あれば夜まで遊べましたが、現在のコイン単価4円超の台は、下手をすれば1時間半で2万円が消えます。客滞時間(滞在時間)が短くなり、結果として稼働の寿命を縮めてしまう懸念が常にあります」
実際に、週末のホールを観察すると、午前中から凄まじい出玉を見せる台がある一方で、わずか2〜3時間でサンドに紙幣を次々と突っ込み、表情を失って席を立つプレイヤーの姿が目立ちます。打ち手自身の資金力と台のコイン単価が釣り合っていないことによる「パンク(資金枯渇)」が、全国各地で多発しているのです。