空也上人が及ぼす波紋は、日本国内にとどまらない。海外のパフォーミングアーツやグラフィティアートの領域でも、「Kuya Shonin」の名は密かなリスペクトを集めている。
巨大な権力やドグマに背を向け、路上というパブリックスペースで「音楽(鉦の音)」と「パフォーマンス(念仏)」を融合させながら社会変革を試みたパイオニア。ニューヨークやベルリンのクリエイターたちは、彼を「10世紀のストリート・アーティスト」として再定義する。権威を笑い飛ばし、民衆と同じ目線で踏み出し続けた古代の僧侶。その足音は、1000年後の今も、私たちの頭上で心地よく響き渡っている。 (出典: 空 也 上 人(Yahoo!ニュース))