都心のビジネスホテル業界は、構造的な転換期の真っ只中にある。需要の爆発的な増加とインフレに伴い、主要エリアのダイナミック・プライシングは高騰する一方だ。一晩の宿を探すだけでも一苦労という厳しい現実が、出張族や旅行者を直撃している。
こうした状況にさらなる変化をもたらしているのが、大規模な東京駅周辺再開発プロジェクトだ。超高層ビルや複合施設の建設が相次ぎ、国際的なビジネス拠点としての機能が一段と強化された。人の流れが大きく変わる中で、手頃な料金で安定した品質を提供する宿泊施設は、都市の経済動向を支える社会インフラそのものと言える。