インターネットの掲示板やSNSでは、時折「サムスン製品は壊れやすいのではないか」「セキュリティ上の危険性があるのではないか」といったネガティブな噂が取り沙汰される場面があります。これらの噂の出所を辿ると、過去に発生した象徴的なトラブルと、出所の不確かな情報が入り混じっている実態が浮かび上がります。
最大の契機となったのは、2016年に発生した「Galaxy Note7」のバッテリー発火・リコール問題です。この未曾有の事態に対し、同社は数千億円規模の損失を計上しながら全量回収・製造中止を決定。その後、独立した第三者機関とともに原因を徹底究明し、「8項目バッテリー安全性検査」と呼ばれる業界で最も厳格な安全基準を導入しました。その後の徹底した品質管理体制により、後続モデルでの同様の大規模事故は発生していません。
また、個人情報保護や通信セキュリティへの懸念についても、同社は軍事レベルの独自セキュリティプラットフォーム「Samsung Knox」を端末のハードウェア階層に直接組み込んでいます。世界各国の政府機関や金融機関で業務用端末として正式認証を受けている実績が示す通り、中国製の一部格安端末で取り沙汰されるようなバックドア疑惑とは全く異なり、国際的なセキュリティ標準をクリアしています。