SNS上で爆発的に拡散し、健康被害や社会問題を引き起こした危険なチャレンジは、失神チャレンジだけに留まりません。過去数年間にわたり、国内外で以下のような過激なトレンドが問題視されてきました。
- ベナドリル・チャレンジ:市販の抗ヒスタミン薬を幻覚を見るために大量服用する行為。薬物過剰摂取による心停止で複数の未成年者が命を落とす被害が出た。
- スカルブレーカー・チャレンジ:3人で並んでジャンプした際、中央の人物の両足を左右の人物が後ろから蹴って転倒させる悪質な悪ふざけ。頭部打撲や脊髄損傷などの重傷者が続出。
- クロップド・チャレンジ(接着剤・漂白剤使用):家庭用化学薬品や危険な道具を用いて身体に塗布・摂取し、その反応を競うもの。重度の火傷や失明の危機を招いた。
- オーブン・コイン・チャレンジ:スマートフォンの充電器をコンセントに半分差し込み、隙間に硬貨を落として火花を散らす行為。感電事故や住宅火災を誘発した。
これらの事例に共通しているのは、「短時間で視覚的なインパクトを出せる」「誰でも身近な道具で真似できる」という点です。SNSの拡散構造が、本来なら思いとどまるべき危険な行為のハードルを極端に下げてしまう現実を物語っています。