ロサンゼルスの覇権を争う両者のライバル関係は、NBA屈指のドラマを生み出してきました。かつて同一本拠地(ステープルズ・センター/現クリプト・ドットコム・アリーナ)を共有していた時代を経て、クリッパーズがイングルウッドに建設した新アリーナ「インテュイット・ドーム」へ移転したことで、両チームの対立構造は名実ともに「完全なホーム&アウェイ」の新章へと突入しました。
歴史的な通算対戦成績を振り返ると、17度のNBAチャンピオンを誇るレイカーズが大きく勝ち越しています。しかし、2010年代以降のクリッパーズは大型補強を背景にダービーで圧倒的な強さを誇り、一時はレイカーズに対して二桁連勝を記録するなどパワーバランスが大きく傾いた時期もありました。
直近の数シーズンでは、レイカーズがロスターの再編に成功して再び互角以上の勝負を演じるようになり、どちらが勝ってもおかしくない緊張感あふれるゲームが続いています。新アリーナのこけら落とし以降、クリッパーズファンの熱狂的な後押しを受ける敵地でレイカーズがどう立ち向かうかが、現代のダービーにおける最大の焦点です。