ネットコミュニティやSNS(X、Yahoo!ニュースコメント欄、5ちゃんねる等)における瀬戸選手への評価は、時を経て確実に変化を見せています。
不祥事直後はバッシング一色でしたが、パリ五輪前後の時期からは「過去の過ちはそれとして、水泳に真摯に向き合う姿勢は本物」「何があっても逃げずに世界と戦い続けるタフネスは認めざるを得ない」といった、アスリートとしての純粋な実力と精神力を再評価する声が多数派を占めるようになりました。
特にファンやメディアの心を強く揺さぶったのが、幼少期からの最大のライバルであり無二の親友である萩野公介氏との関係性です。東京五輪後に現役を退き、解説者や研究者として活躍する萩野氏は、パリ五輪の現場でも瀬戸選手に温かいエールを送り続けました。レース後のミックスゾーンで交わされた2人の抱擁と言葉は、「黄金世代」を共闘してきた2人にしか分からない深い絆を象徴する場面として、多くの競泳ファンの感動を呼びました。