視覚的な演出面でも『Troublemaker』は大きな足跡を残しました。嵐 トラブルメーカー PV(ミュージックビデオ)は、メンバーの静止写真を連続で繋ぎ合わせる「ストップモーション・アニメーション」の手法を大胆に取り入れて制作されました。
数千枚におよぶスチール写真を撮影し、それらを細かく繋ぎ合わせて作られた映像は、まるでメンバーが不思議な空間を飛び回っているかのようなポップでアート性の高い仕上がりとなっています。メイキング映像では、数ミリ単位でポーズを変えながら長時間の撮影に臨む5人のプロフェッショナルな姿勢と、合間に見せる無邪気な笑顔が収められており、映像作品としての完成度も群を抜いています。
そして本作の真価が最も発揮されるのが、スタジアムやドームを舞台にした嵐 トラブルメーカー ライブ演出です。イントロが鳴り響いた瞬間に会場全体のボルテージが跳ね上がり、巨大なムービングステージや外周フロートの上で5人がファンと視線を交わしながら飛び跳ねる光景は、嵐のコンサートにおける名物となりました。コール&レスポンスの一体感と観客全員が笑顔になる祝祭空間を作り出す力において、他の追随を許さない存在です。