嵐『Troublemaker』の全貌|Mステ伝説の振付と名曲の深層

嵐『Troublemaker』の全貌|Mステ伝説の振付と名曲の深層

嵐『Troublemaker』の全貌|Mステ伝説の振付と名曲の深層に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

英語の「Troublemaker」は直訳すると「厄介者」「トラブルを引き起こす人」という否定的なニュアンスを持ちます。しかし、作詞を手掛けたHサウンドが紡いだ世界観におけるトラブルメーカーは、「停滞した日常を打破し、新しい風を巻き起こすポジティブな変革者」という意味合いへと鮮やかに転換されています。

「色とりどりのキャラクター」「Are you ready? 完璧なんてない」といったフレーズに表れているように、不完全な自分や他者の個性をまるごと肯定し、失敗を恐れずに前へ進むエネルギーが込められています。理不尽なトラブルに直面しても、仲間とともに笑い飛ばして道を切り拓いていく姿勢は、まさに混迷の時代を生きるリスナーへの力強いエールとなりました。

ボーカルワークにおける緻密な歌割りも秀逸です。ソロパートではメンバーそれぞれの声質の個性が際立ち、Bメロからサビへと向かう過程で声が重なり合っていきます。メインボーカルである大野智の伸びやかで安定したハイトーンを軸に、櫻井翔の推進力あるボーカル、相葉雅紀の温かみのあるトーン、二宮和也の表現力豊かなニュアンス、松本潤の芯のある低音が重なることで、嵐ならではの圧倒的な多幸感を持つユニゾンが完成しています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。