多くのアイドルグループにおいて「メンバーカラーの決め方」は事務所主導のケースが一般的ですが、嵐の場合はどのようなプロセスをたどったのでしょうか。
結論から言うと、事務所から「本日付でメンバーカラーを決定します」といった公式発表が行われたことはありません。嵐のメンバーカラーは、デビュー後の活動の中で「衣装のバランス」「本人の雰囲気」「スタッフの配置」「コンサート演出」が複雑に絡み合いながら、徐々にグラデーションのように固まっていったのが真相です。
ジャニーズ(現SMILE-UP. / STARTO ENTERTAINMENT)の歴史において、グループごとにメンバーカラーを厳格に固定する文化が本格化したのは2000年代中盤以降のこと。嵐がデビューした1999年当時は、楽曲やコンサートのセットリストごとに衣装の色を入れ替える手法が主流でした。そのため、初期の映像や雑誌を見ると、メンバーが現在のカラーとは全く異なる色の衣装を身にまとっている場面が数多く確認できます。