多くの人が「ファンデーションが肌に合っていない」と勘違いしがちですが、夕方にベースメイクが崩壊する最大の理由は肌表面に残った未定着な油分と粉体の過密状態です。化粧品メーカーの皮膚計測データや処方研究各社の報告によれば、ベースメイクの総膜厚が一定の限界を超えると、皮脂腺から分泌される微量の皮脂によってメイク膜全体が浮き上がり、毛穴のくぼみへ流れ落ちる「毛穴落ち」が発生します。
また、朝のスキンケア直後に油分が浸透しきっていない状態で下地を塗り、さらにリキッドファンデーションを指先で強く擦り伸ばす行為は、自ら摩擦による塗りムラを作り出している状態です。擦る動きによって毛穴の入り口にファンデーションが不均一に詰まり、これが時間経過とともに皮脂と混ざり合って白く浮き出る原因となります。崩れない土台を作るためには、「適量を守ること」と「擦らず垂直方向に密着させること」の2点が絶対条件です。