万が一、エレベーター内に閉じ込められてしまい、外部からの救助に時間がかかると判明した場合は、パニックを起こさず落ち着いてキャビネットを活用することが大切です。ここではエレベーター非常用トイレ使い方の基本手順を解説します。
ステップ1:キャビネットの解錠と開封
本体に記載された指示に従い、固定バンドやレバーを外して上部の座面カバーを持ち上げます。工具不要で、誰でも数秒で開けられるワンタッチ構造になっています。
ステップ2:汚物袋のセットと便座のセッティング
便座枠に専用の汚物袋を被せ、しっかり広げます。袋の中に吸水ポリマー入りの凝固シートや粉末をセット、または使用直後に投入する準備を整えます。
ステップ3:目隠しポンチョでプライバシーを確保
見知らぬ人や異性が同乗している場合、最も懸念されるのが視線です。キャビネット内に同梱されている大型の遮光ポンチョを頭からかぶることで、周囲から手元や身体を完全に隠した状態で用を足すことができます。
ステップ4:使用後の密閉処理
用を足した後は凝固剤を振りかけて素早くゼリー状に固め、臭いを分子レベルで吸着させます。袋の口を二重に固く結び、専用の防臭ゴミ袋やキャビネット下部の保管スペースに密閉保管します。
同乗者がいる場合は、全員が壁を向いて耳を塞ぐ、スマートフォンで音楽を流すなど、お互いに配慮し合うマナーが現場のストレスを大幅に軽減させます。