事業の中核を担うのは、循環型社会の構築を目指す日本リユースシステム株式会社である。代表の山田和幸氏は、単なる不用品買い取りにとどまらず、ビジネスを通じて社会課題を解決する仕組み作りに注力してきた。同社がパートナーシップを結ぶのが、元首相夫人である細川佳代子氏が創設した認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)だ。
両者の協働によるポリオワクチン寄付事業は、専用回収キットが1箱購入されるごとに、5人分のポリオワクチンがJCVを通じてミャンマーやラオス、ブータンなどの子どもたちへ届けられる。一時的なボランティア活動ではなく、民間企業の流通網とNPOの支援ネットワークを融合させた強力な連携が、長年にわたり安定したワクチン供給を可能にしている。