テストの結果、上位に食い込みビタミンCサプリのLDKベストバイに選出された商品には、明確な共通点が存在していました。それは「一度に多量を摂らせる設計」ではなく、「いかに血中濃度を一定以上に長く維持できるか」という体内動態への配慮です。
ビタミンCは水溶性ビタミンであるため、一般的なアスコルビン酸を一度に1,000mg摂取しても、体内で吸収しきれなかった余剰分は摂取後2〜3時間ほどで尿中に排出されてしまうという生化学的な限界があります。この課題に対して高評価を得たのが、徐々に溶け出す「タイムリリース加工(持続型)」を採用した製品や、微細なリン脂質の膜で包み込んで細胞膜への親和性を高めた「リポソーム化技術」を採用した製品でした。
特に、毎日無理なく続けられる価格帯でありながら、8時間以上かけてゆっくり溶け出す設計が高く評価された持続型サプリメントは、費用対効果の面で他を圧倒。一方で、1か月分で1万円近くする超高級リポソームサプリは、吸収性の数値こそ優れるものの「続けにくさ」や「味のクセ」が減点材料となり、総合順位で持続型がトップを奪取するというドラマを生み出しました。