ネット検索で「イオンラウンジ」と打ち込むと、サジェスト候補にネガティブな語句が並ぶ背景には、複合的な要因が存在します。最大の引き金となったのは、再開時に導入された徹底的なサービス簡素化でした。
第一に、利用者が一様に衝撃を受けたのがイオンラウンジのお菓子廃止の真相です。かつては受付でお茶請けとしてトップバリュのクッキーやせんべい、チョコレートなどが小皿で振る舞われ、子ども連れや高齢者にとって大きな楽しみの一つとなっていました。しかし、再開後は菓子類の提供が完全に撤廃され、現在もお菓子が復活する気配はありません。イオン側の公式説明では衛生面の確保や接触機会の削減が前面に出されましたが、実情はコスト圧縮に加え、かつて頻発していた「持ち出し」や「過度な長居」を物理的に封じる狙いがあったと見られています。
第二のショックがイオンラウンジ飲み物1杯制限の導入です。以前はセルフサービスのティーサーバーや紙パックジュース、ペットボトル飲料がおかわり自由で提供されていましたが、刷新後は備え付けのマシンや冷蔵ケースから「1人につき1杯(1本)のみ」という厳格な上限が設けられました。さらに、利用時間も1回あたり最長30分間とタイマーで厳重に管理されており、のんびりとお代わりを楽しみながら過ごす時間は完全に失われました。
また、子育て世代から強い反発を買ったのがイオンラウンジ3歳未満の入場制限です。乳幼児を連れた保護者は入室そのものを断られるルールとなっており、ファミリー向けショッピングモールの中核設備でありながら、最も休息を必要としがちな乳幼児連れの買い出し客を排除する形となったことが、「改悪」「改悪すぎてひどい」と厳しい批判を浴びる要因になっています。