吉本興業の契約解除発表とほぼ同時刻、斎藤氏の妻でタレントの瀬戸サオリ氏が自身のSNSへ投稿した長文のコメントが、さらなる議論を呼びました。瀬戸氏はまず「関係者の皆様、応援してくださっていたファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしました」と深く謝罪の言葉を述べました。
その一方で、投稿内では「一部事実と異なる報道がある」「ロケバス内での出来事について、一方的なものではなく、双方のやり取りに配慮を欠く部分があった」という趣旨の主張を展開。ドライブレコーダーの映像など物証の存在を示唆し、夫を庇うとも受け取れる一文を掲載したことで、ネット上では被害者への二次加害ではないかとの批判が殺到し、コメント欄が炎上する事態となりました。
この発信を機に、SNS上では「すでに示談交渉が進んでいる」「不同意ではなく合意があったのではないか」「最終的には不起訴で終わるはずだ」といった根拠のない憶測が一人歩きを始めました。しかし、法曹関係者の見解は極めて冷静でした。2026年7月の刑法改正により、従来の強制性交等罪から「不同意性交等罪」へと要件が明確化され、相手が同意しない意思を形成・表明・全うすることが困難な状態を利用した行為が厳しく処罰される枠組みへ移行していたからです。
結果として、被害者側の処罰感情は決して軟化せず、一部で囁かれた「示談による不起訴処分」というシナリオは完全に崩壊。検察当局は在宅起訴に踏み切り、事態は刑事裁判へと持ち込まれることになりました。