累積度数の求め方は、構造さえ掴んでしまえば極めて単純です。計算のルールは「1つ前の累積度数に、現在の階級の度数を足す」こと、これに尽きます。
具体的なテストの点数データを例に、計算のステップを分解してみましょう。
【例:40人のクラスにおける数学テストの度数】
・階級1(40〜50点):度数 3人
・階級2(50〜60点):度数 7人
・階級3(60〜70点):度数 14人
・階級4(70〜80点):度数 10人
・階級5(80〜90点):度数 6人
このデータから累積度数を求める手順は次の3ステップです。
ステップ1(最初の階級):一番上の階級の度数をそのまま累積度数にします。階級1の累積度数は「3」です。
ステップ2(2番目以降の階級):直前の累積度数に、その階級の度数を加算します。階級2は 3+7=「10」、階級3は 10+14=「24」となります。
ステップ3(最終確認):一番下の階級まで足し算を進めます。階級4は 24+10=「34」、階級5は 34+6=「40」です。
ここで極めて重要な検算ルールがあります。「最後の階級の累積度数は、必ずデータの総数(度数の合計=40)と一致する」という点です。もし最後の数値が合計人数と合わない場合、途中の足し算にケアレスミスが発生しています。中学数学の定期テストやSPI対策の非言語分野では、この検算テクニックを知っているだけで失点を確実に防げます。