現在、BKCに拠点を置く学部は、文系・理系・学際系が絶妙なバランスで共存しています。各学部が展開する教育内容と、進路決定における具体的な強みを整理します。
1. 理工学部・生命科学部・薬学部(理系フラッグシップ群)
私立大学屈指の敷地面積を誇るBKCの象徴が理系学部群です。立命館大学理工学部の評判を支えるのは、私立大学で唯一保有する放射光施設(SRセンター)をはじめとする圧倒的な実験・研究インフラです。大学院進学率は学科により約50〜70%に達し、修了生の多くが大手電機メーカー、自動車、重工業、インフラ企業の研究開発職へ採用されています。
また、立命館大学薬学部(BKC)は6年制の薬学科と創薬科学科を擁し、キャンパス内に整備された高度な創薬・医療連携施設を活用した少人数教育が特徴です。薬剤師国家試験の合格率は毎年全国平均を大きく上回る水準を維持しており、総合病院や大手製薬メーカーの開発職への就職ルートが確立されています。
2. 経済学部(BKC文系の屋台骨と堅牢な就職実績)
学生数約3,000人を数える立命館大学経済学部の就職実績は、文系総合大学の中でも突出しています。「滋賀キャンパスだから就職活動で不利になる」という懸念は、オンライン採用の定着とJR南草津駅の交通利便性によって完全に払拭されました。就職希望者の決定率は97%以上を記録し、三菱UFJ銀行、三井住友銀行などのメガバンク、三井住友海上火災保険などの大手金融機関、さらには総合商社や国家公務員など、東京・大阪の主要企業・官公庁へ多数の卒業生を送り出しています。
3. スポーツ健康科学部・食マネジメント学部(独自性の高い学際拠点)
立命館大学スポーツ健康科学部は、最新のバイオメカニクス測定機器や屋内温水プール、広大なグラウンドを備え、トップアスリートの育成だけでなく、健康ビジネスや医療機器メーカーへの就職でも高い評価を獲得しています。
2018年開設の立命館大学食マネジメント学部は、食を経済学・経営学・文化人類学・自然科学の多角的な視点から学ぶ日本初の独自学部です。食品メーカー、外食大手、ホテル・ブライダル業界、地方自治体の観光・農業振興部門など、食産業のマネジメント層を目指す学生が集まり、独自の進路開拓が進んでいます。