立命館大学の進級・卒業難易度は、所属する学部・学科によって全く異なる世界線を描いています。現場取材および公表データをもとに編集部が算定した「学部別留年リスクランキング」の全体像は以下の通りです。
立命館大学 理工学部・情報理工学部のリアル:4人に1人が足元をすくわれる罠
BKCに拠点を置く理工学部および情報理工学部では、毎年2割を超える学生が標準修業年限での卒業を逃す実態があります。特に情報理工学部では、1〜2年次に課される数学系科目(微積分、線形代数、離散数学)やアルゴリズム演習でつまずく学生が続出します。これらは前提知識がないと翌年以降の専門科目を一切理解できなくなる「積み上げ型カリキュラム」であるため、一度ペースを崩すと雪だるま式に未取得単位が膨らむ構造になっています。
立命館大学 法学部のリアル:テスト1発勝負と難関試験対策の影
文系の中で際立って留年率が高くなりやすいのが法学部です。民法や刑法などの基本六法科目は、出席点を取らず学期末の長文論述試験100%で合否が決まる講義が少なくありません。論理構成や判例理解が不十分な場合、温情なしで「不可(F)」が下されます。さらに、国家公務員総合職や法科大学院進学を目指す学生が、就活浪人・受験準備としてあえて卒業要件を満たさずに「戦略的留年」を選択するケースも一定数含まれています。