2026年の現在、ここを訪れる参拝客や旅行者の最大の目当ては、毎朝手作りされる名物の草団子だ。よもぎの濃厚な香りと、もっちりとした心地よい歯ごたえ。甘さ控えめなつぶあんと香ばしいきな粉がたっぷりとかけられ、一口頬張るだけで口いっぱいに風味が広がる。
さらに現地を丹念に取材すると、常連客の間でのみ密かに語り継がれる「裏メニュー」の噂にも突き当たる。時期や素材の仕入れ状況によって限定で振る舞われるという特製汁物や限定甘味の存在だ。公式の案内には掲載されていないこうした隠れた味覚体験が、リピーターの心を惹きつけてやまない。せせらぎの音に包まれながら温かいお茶と共にいただく和菓子・甘味処ならではの風情は、一度体験すれば忘れられない特別な記憶となるだろう。小太郎茶屋の圧倒的なロケーションと職人技の共演は、まさに五感で楽しむ贅沢そのものだ。