所属する立浪部屋の稽古場に足を踏み入れると、土俵上のピリピリとした緊迫感とはまったく違う光景が広がる。若い弟子たちへの丁寧な声かけ、稽古後のリラックスした談笑、師匠や裏方スタッフへの細やかな気配り。そこにあるのは、仲間を大切にする兄貴分としての人望だ。
地方巡業やファン交流イベントの場でも、小さな子どもたちに目線を合わせて笑顔でサインに応じる姿がたびたび目撃されている。自らのルーツであるモンゴルへの敬意を払いながら、日本相撲協会が重んじる伝統や礼節を愚直に学ぶ姿勢は、親方衆や先輩力士からも高く評価されている。