日々の行動や心理状態を振り返ることで、自身の利他性が健全な状態にあるかを確認してみましょう。
以下のチェックリストで、当てはまる項目を確認してください。
- 見返りや感謝の言葉がなくても、相手の役に立てただけで満足できる
- 相手の課題と自分の課題を分け、無理な要求には冷静に「NO」と言える
- 自分の時間や体調に余裕がない時は、無理をしてまで他人の依頼を引き受けない
- 他人の成功や幸福のニュースを、素直な気持ちで一緒に喜べる
- 親切にした事実を周囲に誇示したいという衝動があまり湧かない
過半数にチェックがついた場合、健全で自律的な利他性が育まれています。逆に「断れない」「親切にしたのに感謝されないと激しい怒りを感じる」傾向が強い場合は、まず自分自身を労わる時間が必要です。
日常で無理なく利他スピリットを育てるコツは、「コストのかからない小さな親切(マイクロ・カインドネス)」から始めることです。エレベーターのドアを笑顔で押す、同僚の些細なファインプレーに言葉を添えるなど、自身の負担が極めて少ないアクションを積み重ねるだけでも、脳の報酬系は十分に刺激されます。