鈴木大地氏の現在の肩書において中核を成すのが、公益財団法人日本水泳連盟(JASF)会長としての職務です。2013年から2015年にかけて同職を務めた後、スポーツ庁長官への就任に伴い一度退任しましたが、2026年6月に再び会長へと復帰。パリ五輪を経て2026年に至る現在も、世代交代が進む競泳日本代表の強化方針策定や、競技環境のデジタル化、コンプライアンス体制の抜本的刷新を主導しています。
もう一つの重要な顔が、母校である順天堂大学スポーツ健康科学部教授としての活動です。鈴木氏は選手引退後に同大学大学院医学研究科で研鑽を積み、医学博士号を取得しました。単なる経験論にとどまらず、運動生理学や生体力学、トップアスリートのコンディショニングに関する学術的研究を継続しており、教壇に立って未来の指導者や研究者の育成に情熱を注いでいます。
さらに、日本オリンピック委員会(JOC)理事や国際水泳界の各種コミッションにも関与しており、国内外のスポーツ界を横断的に結ぶメディエーターとして多忙を極める日々を送っています。