二人のキャリアを振り返る上で外せないのが、社会的現象となった名作アニメの存在だ。LiSAが歌い上げた『鬼滅の刃』の主題歌群は、爆発的なヒットを記録し、彼女を国民的歌手の座へと押し上げた。その圧倒的な声量は、作品の持つ哀切と闘志を完璧に表現していた。
一方、鈴木達央もまた『東京リベンジャーズ』の龍宮寺堅(ドラケン)役など、作品の根幹を支える重要人物を熱演し、観客の心を掴んでいた。スキャンダルによって配役交代という苦渋の決断を強いられたものの、彼がキャラクターに吹き込んだ初期の情熱と存在感は、作品史において消えることのない足跡として残っている。