事務所とタレントの関係性も、歴史的な転換点を迎えた。STARTO ENTERTAINMENTは、従来の一括管理型からエージェント契約や個別マネジメントを柔軟に取り入れた新体制へと完全移行。タレント一人ひとりが権利意識を持ち、自身のプロデュースに深く関与するスタイルが定着し始めている。
一方、お笑い界の絶対王者である吉本興業ホールディングスも、劇場ビジネスの強みを活かしつつ、海外展開やデジタル配信、Web3領域へのアプローチを本格化させている。旧来の縦社会的な結束から、個々のクリエイティビティを最大化するプラットフォーム型企業への変貌。大手プロダクションのこの劇的な自己変革こそが、業界全体の活力を担保する原動力となっている。