館内を歩いて最初に目を引くのは、鮮やかに生まれ変わった専門店街の光景だ。かつての馴染み深い店舗に加え、洗練されたライフスタイル雑貨店や話題のアパレルブランドが続々と顔をそろえている。伝統的な「尾崎商人」の商いの精神を受け継ぐフジグラン高知は、単なる日常品の調達場所から、散策そのものを愉しむ空間へと明確な舵を切った。
注目すべきは、世代を超えて楽しめるファミリー向け区画の拡充だ。キッズスペースの周辺には子供服や知育玩具を扱う店舗が集約され、親世代がゆったりと買い物を楽しめる導線が確保されている。地元産の厳選食材を扱うセレクトショップの出店も相次ぎ、四国の食文化を身近に体感できる展示店舗としての側面も強まっている。