鹿児島県高体連サッカー専門部が発表した大会日程および公式トーナメント表を振り返ると、今回の新人戦はシード校にとっても決して平坦な道のりではありませんでした。1月中旬から下旬にかけて県内各地の会場(OSAKO YUYA stadium、吹上浜海浜公園、県立鴨池補助競技場など)で繰り広げられた熱戦は、序盤から波乱含みの展開を見せました。
鹿児島県高校新人サッカー大会の日程は過密であり、連戦を戦い抜くための選手層の厚さとコンディショニング管理が勝敗に直結します。今大会の組み合わせでは、左側の山に第1シードの神村学園、右側の山に第2シードの鹿児島城西が配置され、順当にいけば決勝で激突する構図でしたが、準々決勝・準決勝の段階で各校に強烈なプレッシャーがかかりました。
特に注目を集めたのは、出水中央高校と鹿児島実業高校が演じた準々決勝の攻防です。伝統のフィジカルと勝負強さを誇る鹿児島実業に対し、近年の強化が著しい出水中央が組織的なハイプレスで対抗。PK戦までもつれ込む激闘を制した出水中央がベスト4に名乗りを上げ、近年の県内勢力図の変化を象徴する一番となりました。