2人の原点といえば、2011年春に放送された連続ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)です。阿部サダヲさん演じる独身アラフォー男・高木護と、突然引き取られた双子の薫(芦田さん)と友樹(鈴木さん)、そして言葉を話す犬・ムックが織りなす温かな物語は、日本中に感動の嵐を巻き起こしました。
ユニット「薫と友樹、たまにムック。」名義で歌った主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」は、キャッチーなダンスとともに社会現象となり、同年の『NHK紅白歌合戦』にも史上最年少で出場。当時まだ6〜7歳だった2人にとって、連日の過密スケジュールやメディアの熱狂を共にくぐり抜けた経験は、何物にも代えがたい財産となりました。
現場では本物の姉弟のように無邪気にじゃれ合いながらも、本番の合図がかかれば完璧なプロとして芝居に没頭する。当時から語り継がれる数々の仲良しエピソードは、作られたビジネス仲良しではなく、過酷な現場を共に乗り越えた同志としての本物の信頼に裏打ちされていたのです。